令和2年12月15日
不動産情報
土地選び「規制と条件編」その7 北側斜線(制限)って何?
Q.北側斜線(制限)って何?
A.「北側斜線(制限)」とは、北側の敷地の日当たりと風通しを維持することを 目的に定められた、建築基準法の一つです。建築基準法で定められた「建物の高さ制限」のうち、第1種・第2種低層住居専用地域と第2種中高層住居専用地域(その3の表参照)に適用される規定です。
建物の高さを制限する斜線制限は3種類ありますが、住宅に関係するのは「道路斜線」と「北側斜線制限」、「隣地斜線」の3つです。
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チェックポイント
- 朝のゴミ捨てで、となりの奥さんが挨拶もしてくれない!?緩やかな規制をどこまで活用するべきか?
- 低層住居専用地域では5mの高さを基点としますが、中高層住居専用地域では10mの高さを基点とするので、それだけ規制は緩やかになりますね。
- 一見すると、規制が緩やかな方が「家造りに有利!」というイメージをもってしまいがちですが、規制が緩やかということは、それだけ背の高い建物が隣に建つ確率が高くなるとも言えます。
- 最近では近所付き合いが希薄化していますが、一戸建てを建てる場合、隣近所への配慮はとても重要ですよ。「目を合わせても挨拶もしてくれない」ということのないように、事前に専門家に相談しましょう。
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